2014年1月1日水曜日

テキスト編について(翻訳者より)

☆翻訳者より☆

この「奇跡のコース」とは何かをさらっとおさらいて紹介させていただきます。

奇跡のコースは1965年に、当時アメリカのコロンビア大学大学院の臨床心理学の教授をしていたヘレン・シャックマン博士がノートに書き物をしていた時に、突如としてイエス・キリストからのメッセージが訪れたことから、リーデングが始まり、それは7年間に渡って続ました。

その内容を記録されたものが1972年まで続き、1976年にはその記録したものが「奇跡のコース」として出版されました。

神の使者にもある通り、「奇跡のコース」はイエス・キリストのリーディングメッセージと言っても、キリスト教とは全く関係なく、もちろん宗教でもありません。

しかし、欧米人の基本的な心理基盤となっているキリスト教的な表現は随所にあるため、私たち日本人には多少の理解しずらかったり、表現が素直に受け入れずらい面はあるかと思います。

ただ、盲信的に信じる必要はそもそもなく、その内容を通して、自分自身を見つめる道具として使えばいいと明言されています。

この「奇跡のコース」は、日本は翻訳が進まなかった事もあり、ほとんど知られていませんが、世界では欧米を始めとした世界30ヵ国で合計200万部というスピリチュアル関係の本としては大ベストセラーになり、奇跡のコースを学んでいないスピリチュアルリーダーは偽物か「もぐり」であるとまで言われているようです。

ドーリン・バーチュー(天使系の本の著作多数)、ニール・ドナルド・ウォッシュ(「神との対話」などがベストセラー)、エックハルト・トール(「ニュー・アース」等著作多数)、チャック・スペザーノ博士(ビジョン心理学の創設者)など、海外の著名なスピリチュアルリーダー達は、必ずといっていいほど過去に「奇跡のコース」を学ぶ道を辿っています。

奇跡のコースは、テキスト編・ワークブック編・手引き書の三つで構成されています。
テキスト編は、レッスンよりもイエス・キリストからのダイレクトなメッセージ性が強いものです。

テキスト編の特に最初の方は、文章というより、メッセージを断片的に受け取り、それをそのまま文字におとしているため、散文詩のようで何を言っているのやらよくわからないと思われるかもしれません。

しかし、言葉そのものにまさに「言霊」ともいうべきものがあるため、「中身が理解できるかどうか」「内容が受け入れれるかどうか」ということにまず今の段階ではこだわらず、ただ目で文字を追い、読み進めることで「言霊」を心の奥底に「染み込ませていく」という感じで受け取られると良いかと思います。

何回か読み返すと、少しずつ、言葉の背後に在る「何か」が自分自身の中で化学反応を起こして、まるで目の前でキリストが自分に語りかけているようななんともいえない不思議な感覚がやってくる一瞬がふと訪れるはずです。

テキスト編を読んでおくと、レッスンが進んでいく度に、レッスンの内容が、より深く、より立体的に感じられるようになると思います。

また、「神の使者」に書いてある事が、立体的に「わかる」ようにもなります。

その時、「とてつもない学びの体験を実はしているということ」そして「この奇跡のコースをやり続ければ、明らかに人生の次元が変わること」をまざまざと体感されることと思います。